転職先の会社は、間違いなのだろうか? 今、勤めている会社の方がいいのでは? これは誰しもが陥る不安です。こう言う不安に襲われたとき、どうすればいいのでしょうか……。
いい会社に勤めることができるかどうかは、確率の問題
まず、認識したいのは、100%満足できる会社に就職・転職できるわけではない、ということです。私も、人生において何度か転職をしましたが、満足していません。でも、大卒で就職していた会社にずっと勤めていた方がよかったかな、とも思わないのです。
さて、転職に必要なのは、転職を成功させるための考え方です。その考え方を以って、成功確率を高くしていくのです。転職を単なる宝くじや丁半博打にするのではなく、技術にしていくのです。転職の成功確率を高くしていく技術に。
いい会社に勤める転職する確率を高めるために、会社の中身を見よう
その一つの技術が「その会社に将来性はあるのか、見極める方法」でお伝えした、その会社のライフサイクルを見る方法です。転職先として選ぶべきは、スタートかスターステージの会社、と言う考え方です。(詳しくは、「その会社に将来性はあるのか、見極める方法」をしっかり読んでくださいね。
では、スタートかスターステージかどうかを見極める方法をお伝えしましょう。
それは、その会社が、何で利益を出しているのか(スタートステージの場合は利益を出していない場合もあるので、その場合は、何を売り物の核にしているか)を見てください。それが価値あるものかどうか、を見極めてください。
見極める方法は、次の2つの目線で
世の中にこれからも必要とされ続けるか(少なくとも10年)?
その商品・サービスは代替不可能か?
この2つです。つまり、メインのビジネスモデルがこれからも通用するかどうかを見極めよう、ということなのです。
例えば、あなたがテレビ局を就職先にかんがえている、としましょう。
さて、民放の場合、売り物はなんでしょう?
テレビ番組ですよね。これ将来性ありますか?
テレビ番組って、他のもので代替できますか?
こう考えて見ると、答えは自ずから見えてきます。
テレビ局は番組コンテンツを作って視聴者に見せて、ついでにテレビCMも見せて、そのCMのスポンサーから料金を払ってもらう、というビジネスモデルです。
視聴率が既に下がってきている今、長続きするとは思えません。
また、今は、テレビ番組に変わるコンテンツは、おなじカテゴリーの中でも、NetflixやAmazon primeなど、また他のカテゴリーのライバルも映画や音楽、スポーツ観戦など沢山あります。
30年前ならいざ知らず、今の時代、テレビ局に転職しても、あなたのキャリアのメリットにはならないでしょう。
このように、先に紹介した2つの考え方の軸で、転職先を判断していきましょう。
いずれにせよ、先ずは転職エージェントに登録しておきましょう。いろいろな情報が入ってきますので、あなたにとって、有利になります。
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